雪奈、おっせぇな~。 俺はまさか雪奈があの話を聞いていたとは知らずに、雪奈をずっと待ってたんだ。 しばらくして、雪奈と同じ掃除当番だったやつがランドセルを取りに来たから、 「なあ、雪奈知らない?」 と聞いた。 「雪奈ちゃんなら、なんか、慌てて帰って行ったよ!」 それを聞いて、雪奈がランドセルを忘れて帰ったことを知った俺は、雪奈のランドセルを持って家に行った。 雪奈の母さんが俺を家に上げてくれて、雪奈の部屋に行くと・・・ 雪奈は泣いていた。