入った途端、クラス全員の視線が あたしに向けられた。 『スミスのいった通りだ。』 『あぁ、ほんとに女みたいだ。』 『男でもいいから付き合いてぇ。』 あたしがその視線のもとに 耳を傾けるとそんな声が聞こえた。 やばい! スミス何てこと 言ってくれてるんだよっ! これじゃ女だって バレちゃうよ…。