あたし、自分でベッドなんか…。 頭を数時間前の記憶に戻す。 戻したところで思い出したのは あたしが壁を叩いてから リビングで 大学のレポートをしてたことだけ。 自分の足で ベッドまで来た記憶はない…。 「…んっ、起きた…?」 「えっ!?…せん、ぱい…?」 どうして先輩がここに…? あたしの頭はそれだけでいっぱいだった。