「チッ……仕方ねぇな」 友乃ちゃんの顔を見ながら 器用に手首のボタンを外す。 その重い空気に堪えかねて ソファーにかかっているジャケットを あたしの部屋の椅子にかけに行った。 「あ、ごめん。しぃありがと」 「ううんっ、ご飯適当に作るね?」 「ん。」 部屋から戻るとすれ違い様に 先輩に声をかけられた。 よかった……、怒ってないみたい…。