君の声がききたい

奏の鎖骨が目の前にある…

私は薄暗い部屋の中で、奏の鎖骨をぼんやりと見つめる…



奏と抱き合ったあと…

私は奏と2人ベッドの上で、毛布にくるまっていた…

クーラーが効いて寒いくらいの部屋は…毛布にくるまってるくらいがちょうどいい…




もぞ




奏が体を動かして、私を更に抱きしめる体制になる…

お互い裸の肌が、ぴったりとくっつき…なんだか恥ずかしい…



ス…

っ!


――『…起きてたんだ』


少し私から体を離す奏。

私はコクリと頷く…




――『どーだった(♪)』


なっ…!

――『聞くかな…そーゆーことっ!(///)』


意地悪そうに笑う奏。

恥ずかしい私は、奏の胸に顔をうずめる。





私…奏とシちゃったんだ…(///)


変な意味じゃなくて…

奏とこうなれたこと……純粋に嬉しいな…(//)





トントン




奏が私を呼ぶ。

うずめている顔を上げる私。