君の声がききたい

――『…じゃあ、だんだん耳が熱くなってんのは…気のせいか…』

「・・・っ(//)」


言い返せない…(//)


恥ずかしいけど…嫌じゃない。

きっと…

こうなることを、どこか望んでいた自分がいたの…


くやしいけど…嬉しいよ……




もぞっ

――!

奏が、私の服の中に手を入れてくる。


ちょ、ちょっとっ!

背中触るのかと思ったら、ブラジャーの上から、胸さわれてるんだけどっっ(///)




――『抵抗しないね。もしかして興奮してる…?』

「!!!(//)」



バカッッ!



ギュギュギュ…


「いてててっ」


とっさに奏の腕を思いっきりつねると、奏は私の服から手を引いた。

乱れた服を直し、ぷいと奏に背を向けて冷蔵庫からビールを取りに行く…



まだ胸がドキドキしてる…

体中熱い…




冷蔵庫からビールを取り出して、ソファーにいる奏の隣に座った。

ビールのフタを開けると…



「……っ」


奏が私のビールを取り上げ、グビグビと飲んだ。




――『なにすんのよっ』