「キャー!」


「おはよう、崎ちゃん。」


「お、おはようございます…宮野さんと……花森さん?」

「遅ーい、待ちくたびれちゃったじゃん。」


何故ここに…。

校門にもたれて待っていた宮野さんと花森さんに驚く。


いつもよりちょっと遅れたのに、大勢の人だかりがあると思ったら…。

この人達のファンだったんだ。



「今日、生徒会室な。」


「は、はい。分かりました。」

それだけ言うと、歩いて行った。