「……毛布?」 「え、あ?はい。」 そう確認すると、頭から被った。 「何で戻ってきたわけ?」 何でって、…うーん。 「寒そうだったので毛布をかけに来ただけですけど…。」 「……変な奴。男が嫌いなくせに。」 「う。」 …何故バレたんだろう。 表情は見えないけど、相変わらずな感じでほっとした。 ん?どうしたんだろう。 私、……なんか変だ。