「これとかどうかな…?」 「いいと思いますよ、可愛いですし。」 「うん。……可愛い。」 久々に歩く街はそろそろ夏になり始めていた。 最近じゃ忙しくて ろくに寄り道できないしね…。 「じゃ、これにしよ…。」 金持ちらしくない天野さんは財布から300円をとると、会計を済ませた。 キャラクターグッズ 男の人っててっきりこういうショップ苦手だと思ったけど 絶対常連だ。 「高野さん…帰ろう。」 「はい。」