「おい、崎。いい加減起きろ遅刻すんぞ。」 「後1時間ー…。」 「後1時間したら電車に乗り遅れるっての。」 すやすやと眠っている妹の頬を引っ張る。 「起・き・ろ。」 「……っ…何っ!?」 「はぁ…やっと起きたし。お前、今日から夜に勉強するの禁止。」 「えっ。勉強しないとテストが…。」 「駄目なもんは駄目。」 駆兄が言う事は絶対。 私は仕方なく「はーい…。」と返事をした。