あの日以来、ヒロとユナに見守られながら 最高な日々を送っている。 それと… もう一つ、恋人っぽいことが始まった。 それは、 毎朝、椿先輩が自転車でお迎えに来てくれる。 椿先輩の家は、私の家から歩いて40分くらいの距離だった。 ────ピロリロリン♪ 来た来た来たぁぁあ! 只今の時刻、7時20分。 この時間に電話が来るなんて、あの人しかいない。 『おっす。着いたぞ』 「はーい!今行きますね!」 朝から椿先輩の声が聞けるなんて… もう朝が大好きになりそうです。