世界に自分一人しか居なくなったら、あなたはどうしますか?【短編】



案の定、1階には誰も居なかった。


いつもなら、こういうときにも昼飯を置いていくのだけれど。


どうやら、それさえも忘れたらしい。


何も食べていない為、気持ち悪い。


チョコレートでも食べようかと、僕は冷蔵庫を開けた。


その瞬間、何かがおかしいと、僕はこのとき初めて感じた。