咲き舞う華は刻に散る



「勝者、川綵!」



試合結果を聞いた美桜里は小さく息を吐いた。



「いや~、美桜里さん、強いですね。俺、完敗でしたよ」



沖田は笑いながら、竹刀を拾い上げる。



すると、今まで土方の隣に居たはずの近藤が美桜里の目の前に来ていた。



「美桜里さん、隊士にならな――」



「嫌だ」



近藤が言い終える前に美桜里はそれを断った。



彼女の即答に近藤はガッカリしたように肩を落とす。