――が。
突然、凄まじい破壊音した。
同時に隣にいた兵士達が次々と倒れていく。
「ガトリング砲かッ!?」
美桜里はガトリング砲がある方向に視線を移した。
すると、ガトリング砲が向いている方向に土方がいることに気付いた。
美桜里は咄嗟に駆け出した。
「土方ッ!!!」
彼女が叫んだと同時にガトリング砲が発射された。
美桜里が彼を突き飛ばすと同時に、太ももに痛みが走る。
「うあ…ッ!!」
「美桜里!?」
美桜里は立っていられなくなり、その場に膝をついた。
ガトリング砲は彼女の太ももを貫通し、艦長と大勢の旧幕府兵を撃ち抜いていた。
「退け、退けぇ!」
ふと回天から退却の声が聞こえた。



