「顔を上げろ、美桜里」 「………」 美桜里は上げる勇気がなかった。 彼が怒ってると思っていたから。 すると、顎に指が添えられたかと思うと、無理矢理上を向かされた。 「会津での話を聞かせてくれ。大丈夫だ、お前を責めたりしねぇ」 土方は怒っていなかった。 美桜里は彼に会津でのことをすべて話した。