咲き舞う華は刻に散る



それから数ヶ月後。



美桜里は会津公に呼ばれ、城に来ていた。



会津公がいる部屋に着くと、そこには会津公の他に斎藤、泉羽、聡、小夜がいた。



美桜里は意外な面子に頭を傾げた。



「美桜里、よく来たな」



「何故、この者達が此処に?」



「そのことについて話す。だから、一先ず、座れ」



会津公に促され、美桜里はその場に座った。



皆の視線が美桜里に向けられているから落ち着かない。



すると、会津公は話を切り出した。



「美桜里、お主は会津を出て、仙台へ向かえ」



「え…?」



確かに会津は押されてる。



しかし、まだ完全に落ちたという訳ではない。



なのに、何故仙台に行く必要がある…?



美桜里は突然言われた言葉を理解出来なかった。