咲き舞う華は刻に散る



「美桜里、悪いけど白湯を持って来てくれる?喉渇いちゃった」



「う、うん。今、持って来るね」



美桜里は込み上げて来る涙を拭うと、部屋を出た。



少し離れた所で彼女は一度足を止めた。



「ごめんね…、総司…」



瞳の奥から溢れて来るモノが堪え切れず、美桜里の白い頬に涙が伝った。