咲き舞う華は刻に散る



局長の暗殺――。



その言葉に美桜里は身体の底からどす黒い感情が渦巻くのを感じた。



「何考えてんだ…、あの野郎…ッ」



原田は伊東の考えに腹を立て、近くにあった柱を拳で殴った。。



沖田も敬愛する兄弟子の命が狙われていることを知り、怒りを露にしている。



「やられる前にこっちからやってやる。左之、新八、美桜里、お前達に伊東の暗殺を命じる。俺と近藤さん、泉羽で接待し、お前達が奴を討て。平助は分かってるな?」



美桜里と原田、永倉は頷いた。



言わなくても分かる。



藤堂は助けろ――。



土方はそう言いたいのだろう。



長い付き合いという訳ではないが、美桜里は直感的にそう感じた。