「美桜里、俺の話を聞いて?」 沖田が腕の拘束を緩めると、美桜里は彼を見上げるように顔を上げた。 「俺は君が好きだよ。仲間としてじゃなくて、一人の女の子として君が好きなんだ」 彼の突然の告白に美桜里の緋い瞳が見開かれた。 動揺しているせいか、その瞳は揺らいでいる。 「お――、総司…。私は…」 「返事は今すぐじゃなくて良いよ」 沖田には美桜里の言いたいことが分かっていた。 彼女が絶対に彼に振り向かないことも。