「何故だよ、山南さん…。俺のやり方は間違っていたのか?」 背中越しに土方の哀しそうな声が聞こえた。 美桜里は聞こえていないふりをして、袂から笛を取り出す。 そして、美桜里は取り出した笛を吹き始めた。 彼の場合は何も言わず、話を聞こえていないふりをした方が自分の胸のうちを話してくれる。 それは美桜里が彼の小姓をしていて分かったことだ。