咲き舞う華は刻に散る



「クソ土方め…」



ふと、美桜里はこの前沖田に教えてもらったことを思い出した。



土方の恥ずかしい秘密…、それをばらそうと美桜里は深く息を吸った。



「梅の花~、一輪咲いても、梅は梅~!」



そう叫ぶと、勢いよく襖が開いた。



「美桜里ぃい!てめぇ!!」



「ふん、私の傑作を笑った罰だ。何度考えても面白い俳句だな。…梅は梅なんだから当たり前だろうが」



「そこに直れ、美桜里!ぶった斬ってやる!!」



「嫌だね」



「~~っ!てんめぇ~」



「土方さん、近藤さんが呼んでるよ」



良い所に藤堂がやって来た。



土方は舌打ちをすると、その場を去って行った。