美桜里はたった一人の家族を失った…。 違う、自らの手で殺した。 美桜里がその罪から逃れることは出来ない。 泣くことも後悔することも許されない。 それでも、今日だけは泣かせて欲しい…。 この忘れてはいけない辛く、哀しい罪を胸に刻み込むために――。