すると、首筋に冷たい刃が添えられた。 顔を上げれば、桐生が冷徹な緋い瞳で彼女を見ている。 「何故だ、美桜里…」 冷徹な緋い瞳は微かに揺らぎ、悲痛そうに顔が歪められた。 声も先程の強気な言葉とは打って変わり、小さく弱々しい。 「何故、お前は――」 「美桜里ッ!」 桐生の言葉に被せるように、聞き覚えのある声が聞こえた。 声のした方に視線を向けると、そこには土方達、新選組が肩を揺らしながら立っていた。