「どうした?動きが鈍っているぞ、美桜里」 「…黙れッ!」 実際、右肩の傷のみならず、脇腹などからも出血し、美桜里の動きが鈍くなって来ていた。 桐生はそんな彼女の反応に気付き、ニヤリと笑みを浮かべると、手加減なしに刀を振り下ろして来た。 美桜里はそれをかろうじて、受け止める。 しかし、その際に右肩の傷に激痛が走った。 「ぅぐ…っ」 痛みで刀が手から滑り落ち、美桜里はその場に膝をついた。