咲き舞う華は刻に散る



「痛っ!何するんですか、土方さん!」



沖田は涙目になりながら、隣を歩く土方を睨みつける。



「お前が沈んでるとあいつも沈んじまうぞ」



土方にもっともらしいことを言われ、沖田は小さく笑い、顔を上げた。



「土方さんに言われなくても、分かってますよ」



いつもの飄々とした態度で土方を見た。



「その意気――」



「土方さんッ!」



すると、屯所の中から土方を呼ぶ声がする。