咲き舞う華は刻に散る



「土方さん、近藤さん。俺達が美桜里に出来ることって何なんですかね?」



沖田は下を俯きながら、二人に問いかけた。



いつも飄々としている彼が珍しく落ち込んでいる。



それ程、沖田にとって彼女は大切な存在なのだろう。



「総司、私達が彼女に出来るのは傍にいて、支えることだと私は思うぞ」



近藤は優しい笑みを浮かべながら、沖田の頭を撫でた。



土方は俯いている沖田の背中を叩いた。



乾いた音が響く。



かなり痛そうな音だった。