咲き舞う華は刻に散る


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土方達は会津藩邸からの帰り道を歩いていた。



彼女の過去は壮絶なものだった。



両親を祖父に殺され、伯母と従姉妹から暴力を振るわれ、幼なじみに裏切られた。



そして、その復讐のために藩主家族と家臣を惨殺し、身を眩ませた。



彼女が人間を信じられなくなったのがよく分かった。



ふと沖田が屯所の前の門の所で足を止めた。