急に首にかけられていた手が緩み、肺に空気が入って来る。
「ゲホッ、ゲホッ、ゲホッ」
土方は激しく咳込むと、美桜里の方を向いた。
顔は青白く、呼吸が荒かった。
すると、物音を聞き付け、沖田達が駆け付けた。
「土方さん!…って、美桜里ちゃんッ!?」
藤堂は土方の胸に倒れる美桜里の姿を見つけると、駆け寄り、彼女を抱き起こした。
ようやく、身動きが出来るようになった土方は身体を起こした。
「副長!その首の跡はどうなさったのですか!?」
斎藤は土方の首についている指の跡に動揺した。
土方はさっきのことを皆に話した。



