咲き舞う華は刻に散る



「俺の思い過ごしか?」



だが、そう思いたくても、土方の中の何かがそうはさせなかった。



前の美桜里とは違う気がする。



外見の変化ではなく、内面が変化しているのではないか。



そんな予感が土方の中でよぎって来る。



「分かんねぇな」



土方は自分でも何故そんな事を思ったのか分からず、頭をガリガリと掻きむしった。



しかし、土方の中でよぎった予感は間違っていなかった。



誰も気付いていないが、彼女の精神はボロボロになっているのだ。



今にも壊れてしまいそうな程に――。