「俺達の手に負えない…?どういう事だ?」 今の美桜里の様子を見る限り、前とさほど変わりはない。 気にする事ではないと思ったが、何か嫌な予感がする。 「山崎、美桜里を診てやってくれ」 「分かりました」 土方は念のため、山崎に美桜里の怪我の様子など確認させた。 しかし、何処も異状がなく、怪我の様子も悪くない。 奴の脅しか――? 土方は思案げに顎に手を当てた。