咲き舞う華は刻に散る



「私が父様と母様を殺した…?違う…、私じゃない…」



「落ち着くんだ、美桜里!」



沖田は美桜里の肩を揺すり、現実に戻そうとした。



しかし、彼女は現実に戻るどころか余計に意味が分からない言葉を言っている。



斎藤達も美桜里に近付き、それぞれが彼女の名を呼んでいた。



それでも、駄目だった。



このままじゃあ、ラチがあかねぇ――。



そう考えた土方は美桜里の後ろに回り、彼女の首に手刀を落とす。



手刀を喰らった美桜里は崩れるように沖田の胸に倒れた。



斎藤達は安心したように肩を落とす。



そんな中、土方は先ほど桐生が言っていた言葉が突っ掛かっていた。