その頃、新選組はというと――。 副長室からだいぶ離れた広間には三人の屍が倒れ、一人だけかろうじて立っている。 それらは新選組の古株と呼ばれる幹部達のモノだ。 「はぁ、はぁ、はぁ…。やっと追いついたぞ、総司」 土方は倒れる沖田から発句集を奪い取った。 「さ、三対一なんて卑怯ですよ、土方さん…。新八さんと平助君を使うなんて…、ゴホッ」 沖田は床に寝転がりながら、隣に倒れる藤堂と永倉を見た。 二人は土方達以上に疲れているらしく、口から魂らしきモノが出ている。