咲き舞う華は刻に散る



すると、それを合図に沖田は冊子を開く。



「えーと、梅の花~、一輪咲いても、梅は梅~!」



沖田はわざとらしく大声で書いてある句を詠むと、土方の方を向いてニヤリと笑った。



「総司ぃいいぃいぃぃぃ!!!!」


「アハッ、鬼が来た」



沖田は笑いながら、部屋を逃げ回り始めた。



そんな彼を土方は鬼の形相で追いかけた。



バタバタと足音が立ち、室内に埃が舞う。