咲き舞う華は刻に散る



そこには、口元を真っ赤にした沖田が片膝を立てて座っていた。



「随分手こずってますね、美桜里さん」



沖田は微笑を浮かべながら、荒い呼吸を繰り返していた。



衣服に血が付いていたが、見る限りそれは全部返り血で、目立った外傷はない。



それに斬った相手の血が返り血として飛び、口に入っただけではあんなにはならない。



つまり、口元につくそれは彼の口から吐かれたモノに間違いないだろう。