「ははは…、ふぅ…」 笑いが治まると、美桜里の心臓は大きく跳ねる。 ドクン…ッ。 手足を拘束する鎖を壊そうと手足に力を入れると、それらは呆気なく壊れた。 彼女の藍色の髪が根元のほうから銀色に変わり始めた。 それだけじゃない。 銀髪の隙間を縫うようにツノが生え、歯や爪も獣のように鋭く尖り出す。 美桜里はようやく自由になった手足を動かすと、立ち上がった。