彼女の頭の中では今まで言われて来た罵倒の言葉が浸蝕している。 家族を実の祖父に殺され、幼なじみと慕っていた青年にも裏切られた。 人間なんて、自分以外にはいくらでも非道になれる。 だから、争いごとを行うのだ。 しかし、自分のことになると、すぐ楽な方へと流れる。 結局、皆自分が一番可愛いのだ。