咲き舞う華は刻に散る



「でも、人間じゃないお前と遊んでやってただけ、有り難いだろ?俺、優しいからさ」




陽真はそう言うと、耳障りな程甲高い笑い声を上げた。




「行くぞ、陽真。このような所には長居は無用だ」




「くくく…、はい」



陽真は笑い治めると、尚孝達と牢を出て行った。




一人、地下牢に残された美桜里は俯いていた。




「く…っ、くくく…、あっははははははっ!」




美桜里の口から狂ったような笑い声が漏れた。