咲き舞う華は刻に散る



「ぐはっ!」



桐生は美桜里の脇腹に蹴りが命中すると、そのまま屋根の下へと蹴落とす。



蹴落とされた美桜里は身体を反転させ、上手く地面に着地した。



「く…っ!」



美桜里は足に走った衝撃と振動に眉をひそめた。



「大人しく私と来い」



「嫌だ」



美桜里は口の中の血を吐き出すと、屋根に居る桐生を睨みつける。



すると、桐生は屋根から降りると同時に腰に差していた刀を抜き、膝をつく美桜里に斬りかかった。



美桜里は受け止めようと刀に手をかけるが、桐生の攻撃の方が早く、間に合わない。