咲き舞う華は刻に散る



「陽真、貴様ぁああぁ!!!」




陽真の話を聞いた美桜里は怒りに振るえ、掴み掛かろうともがく。




人間の持つ欲のせいで、両親と兄は死に、自分は戒めを受けているのかと――。




すると、陽真は美桜里の顎を掴み、持ち上げた。




「ごめんな、美桜里」




謝っている言葉とは裏腹に、陽真の顔は笑っている。




他人を見下し、楽しいと言わんばかりの顔だ。




そして、陽真は絶望の淵に居る彼女を更に追い詰めるような言葉を発した。