咲き舞う華は刻に散る



それに面子がおかしい。



理由は分からないが、近藤派と呼ばれる斎藤と藤堂、永倉が居ない。



理由など彼女からすれば、どうでも良かった。



彼女にとって、今一番大事なのはどうやって芹沢暗殺に自分を加えて貰うかという事だ――。



実は美桜里には既に秘策が浮かんでいた。



「良いよ、やってやる」



「おお、やってくれるか!」



近藤は美桜里が引き受けてくれた事に笑みを零した。