「近藤さん、入るぞ」 二人が辿り着いたのは近藤の部屋だった。 中に入ると、近藤、沖田、原田、山南が居て、美桜里は手近な場所に座る。 土方は近藤の隣に腰を降ろすと、彼女が呼び出された理由を話した。 「つまり、芹沢の接待をするから私に手伝えと?」 「ああ、そうだ」 何故、こんな時期に接待を――? 美桜里の頭にそんな疑問がよぎる。 しかし、その疑問はすぐに取り払われた。