咲き舞う華は刻に散る



「貴様らには拒否権は無い。大人しく、儂に従え」



「トシ、美桜里さん。頼む」



芹沢の命令を素直に受ける土方では無い。



しかし、近藤に言われたとなっては逆らえなかった。



「分かったよ、コイツが小姓になる事を認めてやる。お前も異論は無いな?」



「私に拒否権は無いんだろ?だったら、従うしか無い」



美桜里は土方の問いに不機嫌そうに答えた。



すると、彼女は竹刀を永倉に渡し、道場を出て行こうとする。