リクエストを基にした・【Kiss】シリーズ 『鬼畜』・1

―そう。絶対にこの鬼畜男のことは愛さない。

そんな言葉は絶対に、口に出しては言わない。

言ったら本当に、この関係は終わってしまうから。

まだこのゲームは決着がついていない。

あたしが本当にコイツの物になるのか。

それとも『愛』なんて言葉を、いつかコイツの前で言う日が来るのか。

今はまだ分からないけど、とりあえず、ご主人様の一番側にいよう。

決して屈服しない姿を見せれば、ご主人様は執着した姿を見せてくれるから。

さぁて、どっちが先に、堕ちる?

カエルだって、ヘビにダメージを与えるぐらいの毒を持っていることを、教えなければならない。

ご主人様の鬼畜さと、あたしのしぶとさ。

勝つのはどっち?

そしてゲームの終わりには、何が待っているんだろうな?

とりあえず、終わるまではこのプレイをご主人様と共に楽しむことにしよう。

そして後でお仕置きされるかもしれないことを考えつつ、あたしは自らご主人様の唇にキスをした。