ーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーー…… 亮介に連れてこられたのは 視聴覚室だった (……何か、いつもの亮介と違う) 突然の亮介の行動に戸惑い、 何て言えばいいかわからなくて 私は亮介の背中をただ見つめるしか できなかった しばらくして亮介は私の腕を離し 私の方に体を向けた 『…今朝のアレ、どういうつもり?』 「アレ……?」 (アレって何のことだろう?)