「若菜!!掴まって!!」


天使さんはそう言って私に手を伸ばす。


「ねぇ?天使さん?天国でも地上のことを見ることは出来るのかしら?」


天使さんの手を握って私は聞いてみる。


やっぱ、死にたくないな。


「天使?フフ♪僕が?」


私の腕を力いっぱい引っ張って私を抱き寄せる.....天使さん?


なんだか、日向とくりそつボイス何ですけど。


「確かに僕は天使級に可愛いかもね?」


「ひっ!!嘘でしょっ!!?」


私を抱き締めているのは天使さんではなく、ある意味天使さんな日向だった。


「日向!!?何で!!?訳わか......っ!!?」



バッシャァーン!!