「俺は、もうずっと前から、お前のことが」 ふわふわ くらくら 「なんで気付かねぇんだよ、バカ」 ふわふわ、沈んでいく。 深く、深く 『すき』という言葉が 遠くなる意識の中で聴こえたような気がするけれど あたしは起きた時には、その時のことをほとんど覚えていなかった。