「へ~、正真正銘ちっこいんだな(笑)」

「もう!藤島くん!」

上目遣いのまま、ぷうっと頬を膨らませる紫藤。

かわいっ

「いや、でもちっこくてかわいいじゃん。」

「!?//」

そう言うと、紫藤はパッと顔を赤らめて下を向いた。


俺、何言ってんだ・・・思わずかわいいとか言ってしまった・・・

慌てて俺は、「小動物みたいでさ」と付け加えた。
それを聞いて、また紫藤はぷうっと怒った表情で俺を見上げた。

かわいい・・・


そんな感じで、俺たち4人は毎日一緒にいた。
帰りも駅まで一緒に帰ってた。まぁ、俺は自転車通学だからサッサと帰れたんだけど・・・
紫藤と少しでも一緒にいたくて・・・

やっぱり俺、紫藤のこと好きだわ・・・
絶対、付き合いてぇ・・・