あんな奴に惚れる訳ない。

あんな遊び男に

誰が惚れるもんか。


あんなやつに惚れるくらいなら死んだほうがマシ。



そんな事まで
思っていた………。




だけど、明希と一緒にいる時間が

長くなるにつれ



わたしは

明希の意外な一面を

どんどん知っていった。




今までの悪い印象が
無くなるくらい


それはそれは
意外な一面ばかりだった。