「……やだっ!!!!」 額から汗がたらりと垂れる。 「はぁ…またこの夢…」 ため息をついて額の汗をぬぐい、わたしは布団からでた。 そして学校へ行く準備をはじめる。 寝ぐせがバレないように 手際よくアイロンをしていき もちろん 化粧もかかさない。 「…よしっ。」 するとタイミングよく 玄関の呼び鈴が鳴った。