妹、美知瑠のことはよく知っている。

・幼い頃から武器が大好きで、他のこと(=興味の無いこと)に関してはとことん無視をする 若干危険な子だということ

・その反面、好きなことには没頭し 今は劇団『きなこ』にぞっこんで、毎月のように専用劇場に通っているということ

・自らが仕えると決めた相手に対してだけは敬意を払うが、それ以外は皆同等と見なしていること

・兄弟子に対してもタメ口だったり愚痴ったりは当たり前で、よく嗜められる が 気にしていないこと


つまり、礼儀は最悪、気分屋のオタク女だ。

忍者としてはどうかと思う。

だが腕は立つし、何故だか憎めない…むしろ皆に愛されているのが事実だ。

「嫌〜な雰囲気」が大嫌いなせいか

はたまた面倒なことから逃げてるだけなのか…

理由はともあれ

人を和ませるのが得意で
仲間想いなところは、我が妹ながら良い才能だと思っている。


美知瑠「兄ちゃん…。ありがと。ちょっと…その…待っててくれるかな。その任務…、受けるかどうか…考えるよ。」

泣きそうになるのを必死で抑える美知瑠。

兄はそれを察し

黙って去って行く…

が、ふと振り返った。

兄「チロル…」

美知瑠「兄ちゃん…いいから行って!!」

兄「これだけは伝えなきゃならん。 任務は…受けるならの話だが…、開始は一週間後だ。そっからは無期限なんだが、一年以内には型をつけるのが暗黙の了解だ。しかしそうだな…一般人一人だ…速攻で型をつけるんだぞ。…それだけだ。後は全てお前が決めたらいい。」